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    オサーン

    Author:オサーン
    三十路男。
    カップ麺の新商品を食べまくる。
    とんこつスープとノンフライ麺好き。
    メーカーは明星びいき。
    本当は寿司やイタリアンが好き。
    旧趣味は31のフレーバー制覇。

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麺 eiji 「濃厚魚介豚骨麺 塩」
カップ麺食べているのは楽しいんですが、ラーメン店に食べに行くのも楽しいので、両方精一杯やるとカロリーやら塩分の取りすぎが心配になってきます。特においしいラーメンに出会うと確実にスープを飲み干してしまうので、こんなんじゃ病気になってしまいそうです。なので、ちょっとカップ麺の消費量を減らそうと思います。最近は週に10杯程度のカップ麺を食べていたので、それを5〜6杯に減らし、週に1〜2回ラーメン店に行こうと思います。そうすると、新商品を何から何まで食べるというスタンスではやっていけないので、基本的にはノンフライ麺を食べ、トール型の油揚げ麺はなるべく避けるというスタンスでやっていくことにしました。

こんな方針換えを決意したのは、札幌のラーメン店「麺 eiji」と出会い、もっとこの店のラーメンを食べたいと思ったからです。この店のおかげで、札幌にも自分の好みに合うラーメンがたくさんあるんじゃないかと希望を持ったということもあります。週1で「麺 eiji」に通いつつ、週1で他のラーメン店に行ってみるという感じでやっていけたらいいなと考えています。

さてそんなわけで、3回目の「麺 eiji」に行ってきました。今回の目的は、前回「濃厚魚介豚骨麺 醤油」を食べてベタ惚れしてしまったこのとんこつスープは、「醤油」で食べるよりも「」で食べる方がおいしいんじゃないかと感じたので、それを確かめるためです。醤油はすごくおいしかったんですが、もっとあのとんこつスープをきちんと味わってみたいという気持ちです。

よく行列している店だと聞いていたのですが、過去2回私が訪れた時は運良く並ばずに座ることができました。そして今回は昼1時半頃の訪店だったのですが、行くと先客が4人で8席ある席は埋まっていなかったのであっさりと座ることができました。後客は2人でした。ホントにラッキーですよねー。

今回注文したのは、もちろん「濃厚魚介豚骨麺」の(プラス小ライス)。厨房の一番よく見える店主の立ち位置の真ん前の席だったので、ゆっくりと作っている様子を観察させてもらいました。こういうのって店としては慣れているでしょうが、それでも視線を感じるとやりにくいでしょうね。私もシャイで目を合わせるなんてできないので、見ないフリしてチラチラ見てました。なんか初恋の人を意識してまともに見られない感じと似ています。忙しい時にどうなるのかはわかりませんが、一杯に心を込めている感じを強く印象付けられます。ラーメン職人の魂を込めて作る一杯という感じではなく、丁寧に丹念に真心込めて作る感じです。好きだなぁこういう仕事。なんか私は本当にこの人に恋をしちゃっているのかもしれません(笑)。

さてここでひとつ問題が。いつもなら店の端っこで一眼レフカメラを振り回すのですが、今回は店主の真ん前の席ということで気が引けてカメラを取り出せません。本来ならば写真を撮る時にお店の許可を得るべきだと思いますが、この店では緊張で店主と目を合わせることすらできない私には成す術もなく、うつむきながら携帯を取り出してパシャリ。おかげで写りが悪くなってしまって申し訳ありません。いつか写真のことやラーメン談義なんかを気軽に話しかけられるようになりたいものですね。



出てきたラーメンは、前回の「濃厚魚介豚骨麺 醤油」よりスープの色が薄い以外はほぼ同じな外見です。表面に気泡がたくさん浮いていて、これはおそらく魚粉のものだと思いますがこってり感をいっそう高めています。そして炙ったチャーシューや魚のジュレ、メンマ、玉ねぎのすりおろし、大好きな浅葱がのっています。いやー相変わらずおいしそうです。



スープを飲むと、やっぱり塩の方がベースの濃厚なとんこつスープをダイレクトに感じられておいしいです。醤油もおいしかったですが、とんこつスープの味を重視したいならこっちだと思いますね。適度なとんこつ臭を残しつつもまろやかなこのとんこつスープは本当に惚れ惚れしてしまいます。なんか目頭が熱くなる感動を憶えました。重ね重ね、札幌でこんな素晴らしいとんこつスープを味わえる喜びを噛み締めました。

札幌ラーメンといえばみそラーメンが主流なので当然といえば当然なのですが、札幌のラーメン店では、ベースとなる狭義のスープよりも味付けのタレを重視する傾向が強いように思います。札幌ラーメンの肝は味噌ダレで、このタレがなければみそラーメンになりませんもんね。みそラーメン以外でも、私がおいしいと思う「てつや」の「正油ラーメン」はとてもおいしい醤油ダレだなとは感じますが、ベースのとんこつスープの存在を強烈に感じることはないんです。でもこの「濃厚魚介豚骨麺」では、最初にスープありきの主張をビンビンに感じるのです。とても飲み応えのあるスープで、私は醤油よりこっちが気に入りましたね。

私は専門家ではないので、どのようにこのスープが作られているかは知る由もないのですが、できればもっとスープのみを飲ませるメニューを作って欲しいです。具体的には、魚粉や魚ジュレを入れないで極細麺で出すラーメン。現在の味だと魚ダシが強いのでおそらく極細麺で食べるとちょっとくどくなると思うのですが、魚介をなくすことでとんこつをもっと前面に出し、そのスープをすべて絡めていくような極細麺にする、そんなのが食べてみたいです。ただ、札幌にはとんこつオンリーのラーメン文化はないので、ひっそりと裏メニュー的にやってもらうくらいがいいかなと思います。



おいしくラーメンをいただいた後は、最初から気になっていたけど食べられてなかった「クリームチーズの白いプリン」を注文。まったりチーズケーキが好きな私には少し物足りないさっぱりした味でしたが、「濃厚魚介豚骨麺」の濃厚スープとあわせることでベストマッチです。デミタスカップのような小さな器に入ってくるのであっという間に食べ終わってしまいそうな気配ですが、じっくりゆっくり味わわせていただきました。今回のように空いている日ならいいけど、混んでいる日には後ろの人に悪いので注文しづらそうだなぁ(笑)。

それにしてもこの店は、ラーメンの味ではなく接客も気持ちの良いお店です。決して大声を出して接客するお店ではないのですが、ラーメンを作っている店主や店員の奥様ともに真心を感じる接客をしてくれます。3回行って何一つ不快な思いをしたことがありませんし、帰り際にお2人に笑顔で「ありがとうございました」と言われると、また来なきゃなと意を強く持ってしまいます。もちろんラーメンのおいしさが大事ですが、こういうところもこの店の人気を作る理由のひとつなんでしょうね。大満足です。


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麺 eiji 「濃厚魚介豚骨麺 醤油」
札幌のおいしいラーメンを追い求めて、平岸の「麺 eiji」に2回目の突撃を敢行しました。前回は、2種類ある看板メニューのうち、「濃豚つけBUTO」をいただき、それなりに満足しました。その時一緒に行った父がもう一方の看板メニュー「濃厚魚介豚骨麺 醤油」を食べたので、そのスープを一口貰ってんですが、その味に猛烈なトキメキを感じてしまい、もう一回きちんと自分で食べて確かめようと思いました。

平日昼の12時前にお店に着くと、8席中2席しか埋まっておらず、悠々と座ることができました。私が入った後に店内がごった返してきていたので、待たずに座るためには早い時間に行く方が良いでしょうね。当たり前の話ですが(笑)。

さて今回注文したのは、先程書いたとおり「濃厚魚介豚骨麺」の醤油(+とろ玉)。前回スープを一口貰った印象では、札幌では今まで食べたことのない濃厚なとんこつスープで、私の好みとドンピシャでした。その味が果たしてユメやマボロシではなかったのか、現の出来事であってくれと心から願いながら注文しました。



出てきたラーメンは、薄い醤油色のついた濁色のスープで、いかにも濃厚そう。チャーシューは、ご主人が網で炙っているのが見えていました。あとは魚のジュレと浅葱と大根おろしと見せかけたすりおろしの玉ねぎ。とんこつに浅葱の組み合わせはもう私にとって無条件でときめいてしまう組み合わせです。そんなわけで意気盛んに食べ始めます。



まずスープをすすります。うぉぉぉ〜うめぇぇぇぇ。前回父から貰った一口のスープの味はユメでもマボロシでもありませんでした。天下一品を思わせるドロっとした食感の上に、濃厚なとんこつと魚ダシの香りが口に広がります。札幌に来て以来、一度も感じたことのなかった戦慄が背中を走り抜けます。魚粉が入っているわけではありませんが、かなり強い魚ダシです。魚のジュレはスープにあまり溶けないのでこれ自体あまりスープの味には関係なさそうですが、口に入れるとスープとは違った魚ダシの味を楽しむことができます。

とかく魚ダシがクローズアップされがちですが、私が最も感心したのはベースのとんこつスープ。マイルドさととんこつ臭さのバランスが絶妙でとてもおいしいスープです。これくらい本格的なとんこつスープは、札幌では味わったことがありませんでした。

そして麺。透明感ある太い麺で、札幌ラーメン特有の黄色い玉子麺ではありません。前回の「濃豚つけBUTO」もそうでしたが、強い歯応えを感じバツグンの存在感で、これだけ濃厚なスープ相手にも一歩も引かない力強さがありました。どうやら以前はこの麺ではなかったようで、おそらくは試行錯誤の上にこの麺に行き着いたんでしょうね。とてもうまい。

具もなかなか練られていました。浅葱は文句なしとして、チャーシューもうまかったです。炙った良い香りが強いスープの中でもアクセントになっていたし、玉ねぎもスープに溶かしてしまわずにチョビチョビすくって食べることで別の味を感じられて良かったです。メンマもとても良い香りのするもので、大きくておいしかったですね。

ただ、別で注文した「とろ玉」はイマイチだったかな。玉子本来の甘みを感じられる味付けで、おそらくは強い主張をするスープの邪魔をしないように抑えた味付けにしたのだとは思うのですが、かえってスープに埋もれてしまって存在感をなくしてしまっていました。ラーメンに馴染ませるのではなく、浮き立たせる感じの味付けにしてもらいたいです。個人的には、とろ玉よりも半熟味玉くらいの方がラーメンにあうと思います。



ラーメンとは別に「卵混ぜ御飯」というサイドメニューもいただきました。ご飯の上に玉子、チャーシュー、浅葱がのっていて、ラーメンにも入っていた魚のジュレでいただくご飯です。これはこれでおいしいのですが、強烈な主張のラーメンを食べた後に食べると、ジュレの味だけでは何とも物足りなかったです。サイドメニューではまったく別の味付けで勝負した方が良いかもしれませんね。

私にとって、札幌に来て以来最高の一杯でした。一番良かったところはやっぱりベースのとんこつスープで、魚ダシから離れてこのとんこつスープ一本で勝負するラーメンも食べてみたいなと思いました。看板メニューになりうると思うんですけどね。また、今回は「濃厚魚介豚骨麺」の醤油をいただきましたが、この秀逸なスープをより楽しむためには、醤油より塩の方が良いのかなとも感じました。次回は「濃厚魚介豚骨麺」の塩を食べてみたいと思います。

なんだかこのお店に惚れてしまいました。色々とお店をピックアップしているので食べ歩いてみたいと思っているのですが、なかなかこの店を離れられそうにありません。もちろん出てくるラーメンがおいしいことが一番ですが、お店の方の立ち振る舞い、店内の雰囲気すべてがすごく好きです。ラーメンを作るのがとても丁寧なんですよね。手際の良い店は他にたくさんありますし、挨拶の声の大きい店もたくさんあります。でも、この店はこの店でしか感じられない雰囲気があってとても良かったです。


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麺 eiji 「濃豚つけBUTO」
東京にいる時は毎日のように新しいラーメン店を開拓するフロンティアスピリッツに溢れた?生活をしていたのですが、札幌に来てからは評判を聞く店はどこも味噌ラーメンばかりで、味噌ラーメンをイマイチ好きになれない私は、そのうち開拓を諦めて醤油ラーメンのおいしい「てつや」かそれなりのとんこつラーメンを出してくれる「ばりきや」ばかり行く生活になり、いつしかあんまりラーメンを食べに行かない生活をするようになってしまいました。正直、好みじゃないラーメンを食べるならカップ麺の方がいいやと思うようになって、こんなにカップ麺を食べるようになったという部分もないわけじゃありません。

ラーメン店に行かずに引き篭るようになって数年、札幌のラーメン店の情報を一切仕入れないようになっているうちに、札幌で生まれている新しい波に完全に乗り遅れてしまっていたようです。お恥ずかしい話ですが、札幌在住ではない、我が「ひたすら食いまくる会」神奈川支部長の友人氏から札幌にも味噌ではないおいしい店がたくさんありそうだと聞き、氏から推薦された店に行ってみることにしました。

今回まず行ってみることにしたのが、平岸にある「麺 eiji」というお店。事前に仕入れた情報によると、魚介ととんこつのWダシ(Wスープ)を売りにラーメンとつけ麺を出すお店らしく、東京で食べたことのある「青葉」か「俺の空」みたいな感じなのかなと想像しながらお店に行きました。

お店は、環状通りと平岸通りの交差点から平岸通りを北側に進み、北海道銀行の手前にある小さい建物にありました。小さい店なので見逃してしまいそうな感じですが、お店の黄色いのぼりを目印に歩くとわかりやすいと思います。残念ながらお店に駐車場はないので、環状通りをはさんで反対側にある西友の駐車場(2時間まで無料)に買い物をする体で(きちんとカップ麺とパンを買いましたよ!)停めさせてもらい、そこから3分ほど歩いてお店に行きました。

さてお店に着くと、ちょうど18時頃で夕飯時としては早い時間のためか先客は一人しかおらず、カウンターのみの8席しかないにもかかわらずスンナリと座ることができました。並ぶことも覚悟していたのでラッキーでした。店内はお洒落だが過度にはお洒落すぎず、流行のボクトツな感じのラーメン店の内装とは一味違う感じでした(ボキャブラリーないのでうまく表現できなくてスイマセン)。お店はどうやら、黙々と調理しているイケメン?なご主人と、笑顔を絶やさずに客への対応と調理の補助をする美人な奥さんの若い夫婦?で切り盛りしているようで、なんだかとても良い感じでした。頑張っているラーメン店特有の大きな掛け声があるわけではなく、だからと言って無愛想なわけでもなく、なんか素敵な距離感でした。

私が注文したのは、メニューに「謹製」と書かれている「濃厚魚介豚骨麺」と「濃豚つけBUTO」の2枚看板?のうち、後者の「濃豚つけBUTO」。ラーメン店を開拓するという久々の新しい試みだったので、今までなら食べなそうなものを食べようと思い選択しました。麺が茹で上がるのに10分程度かかり、他のラーメンとは待たされる時間が違うそうです。

そんでもって出てきたつけ麺はこんな感じ。



第一印象は、麺が太くて黒い!ラーメンとは思えない異端児ぶりに期待がさらに大きくなりました。そして、つけ汁からは強烈な魚介臭が漂います。ではいただきます。



まずつけ汁ですが、中には角切りのチャーシューがゴロゴロ入っていて、表面には白ゴマとネギが浮いています。とんこつと魚介のバランスが良くて、コッテリとしていますが塩気が強いわけではありません。とんこつ好きの私には嬉しいとんこつ臭があって好みの味でした。もうちょっとコッテリしているのかと思ったんですが、一杯の中でひとつの味一辺倒ではなく、魚の風味が漂いながら濃厚なとんこつしょうゆの味を楽しめておいしかったです。



麺は極太でモチモチの黒い麺。他の方のサイトに拠れば、全粒粉を使用しているとのことで、この色は頷けます、健康的ですねー。つけ汁がかなり濃厚なのに、つけ汁に負けない存在感があり、よく考えられていると感じました。上にのっている白髪ネギも良いアクセントになっていておいしかったです。

もう間違いなくおいしいつけ麺で、ファンが多いのも頷けます。でも正直、このラーメンを何度でも通って食べたいと思うほどおいしかったわけではなく、これだけ食べただけならば札幌ラーメンの新しい風は感じられなかったのかもしれません。しかし風はしっかり吹いていました。今回は父と一緒に食べに行っていたのですが、その父が食べていた「濃厚魚介豚骨麺」醤油のスープを一口貰ったのですが、ビュービュー突風が吹き荒れたのです。なんでしょうね、札幌では絶対味わえないと思っていた濃いとんこつスープと天下一品を思わせるまるで粉のような(笑)ドロドロ。今度はこれを食べにこなければならないと決意し、店を後にしました。


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らーめん山頭火 「特選とろ肉らーめん(塩味)」

スープ・麺と具の皿が分かれてやってくる特選とろ肉らーめん(塩味) +香味玉子・ライス


スープは白濁 麺は中細縮れ麺


以前とはぜんぜん違うチャーシューの枚数と形、盛り付け

私が初めて山頭火のラーメンを食べたのはもうだいぶ前の話ですが、その時には「こんなおいしい塩ラーメンがあるのかっ!」と腰を抜かすほど驚いたことを憶えています。東京の支店で食べたので、その時は既に多店舗展開していたのですが、どんどん支店が増えている時期で、その後数回行きましたが、店によって味が違ったり、だんだん味が落ちているような気がしたりで、そのうち行かなくなってしまいました。多店舗かは、どこにいてもその店のラーメンを食べられるという利点があると共に、味にバラつきがあったりおいしくなくなったりで欠点も多いですね。日本で最も急激に支店展開した店のひとつなので、職人の育成が追いつくわけないし、味の管理が行き届くわけもありません。難しいですね。

今回、とある事情があって(あとで別記事で書きます)久しぶりに山頭火に訪れました。行ったのは「札幌南3条店」という店。すすきのに近いところにあります。そこで食べたのは「特選とろ肉らーめん(塩味)」。1000円越えする店自慢のラーメンです。初めてこの店で食べたラーメンもこれだったと思います。

〜回想〜

スープは臭さこそないけどクリーミーなとんこつ。私がハマった理由はこのスープでした。当時は塩ラーメンをそれほどおいしいと思ってなかったので、このスープの上品な甘さのような濃厚さのようなほかとは明らかに違うスープに感激したものでした。今では「塩とんこつ」として広く認知されていますが、当時はそんな味はなかったですからね。

麺は札幌ラーメンで慣れているとずいぶん細く感じる中細の縮れ麺で、かんすいが少なくて中身がギッシリ詰まっている感じです。この麺も大好きで、それほど強い塩気のないスープをよく拾う細さの麺なので、とてもバランスが良かったです。

あとはなんと言ってもものすごくやわらかいチャーシュー。高いお金を払っても価値のあるボリュームと、スープのまろやかさに同化するまろやかさで、スープ・麺・チャーシューが三位一体となっていたことをよく憶えています。

〜回想終わり〜

では今回はどうだったか。そこには残念ながら1000円を超える価値があるとは到底思えない変わり果てた姿がありました。

上の3枚目の写真は別皿でくる具なのですが、これが以前より明らかに貧相なのです。以前はチャーシューが7〜8枚あって、形が整っていた上にもっと厚みがあったのですが、今回は切れっ端のような形の上に枚数が少なくしかも薄っぺら。そして、後で麺の上にのせてしまうものとはいえ、これが気持ちのこもった盛り付けに見えますか?決して店内が混んでたわけではないですし、閉店間際に行ったわけでもないんです。他の方が書かれたブログなどを見てみると、このラーメンの具は、店によって?作る人によって?ずいぶんとバラツキがあるようです。私はハズレを引いたというところなんでしょう。

味は、以前のような感激はないもののそれなりにおいしいラーメンではありました。クセのない無難な味とでも言うのでしょうか。今回初めてこのラーメンを食べるんだったらそれなりに満足できたのかもしれません。でも以前のこのラーメンを知っている身としては、今回のこの姿にはガッカリでした。私にはこれが多店舗化の弊害以外の何ものにも映りませんでした。

あと、一緒に頼んだ「香味玉子」なんですが、中の黄身に完全に火が通ってしまっていました。どうやら半熟がデフォルトのようですが、このあたりの加減は店毎に任されているのでしょうかね?ハッキリ言ってこの玉子は不味かったです。他の方のブログを見てると概ね好評なんだけどなぁ。

オススメ度(標準は3です)
★★☆☆☆☆☆☆☆☆(2)
スープと麺はおいしいのでこれ以上評価は落とせないが、以前とは違うチャーシューや具の盛り付けに、この店の秋を感じざるを得なかった。とても1000円以上するラーメンとは思えない。


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とんこつラーメンあっぱれ亭 「金ごま」

赤い油のアクセントもあって派手です 金ごま 800円

大通駅地下街オーロラタウンからつながるテレビ塔地下にある「とんこつラーメンあっぱれ亭」です。となりに花園だんごがありますが、どちらの店も小樽発祥の店だそうです。経営者が一緒なのかな?店の入口付近はごちゃごちゃしていますが、中に入ってしまうと結構広いです。

この店のラーメンは、とんこつスープ(ダシ)に味噌やしょうゆなどのタレを用いることから、店名に「とんこつラーメン」とついています。でも、札幌の味噌ラーメンはとんこつベースのものが多いので、この店名はちょっと紛らわしいですね。バリバリなとんこつラーメンは出てこないので注意が必要です。

注文したのは「金ごま」というラーメン。ホームページでは「正油・塩・味噌につぐ「第4の味」」と紹介されており、どんなものか興味を持ちました。最近、カップ麺ばかりで栄養が偏ってるし胃が疲れているので、ごまでも食べて健康になろうかなと。ラーメンという時点であまり健康とは思えませんが。

出てきたラーメンは、赤い油(正体はよくわかりませんが)が散らされていて結構派手な、正直ラーメンっぽくない色合いです。並盛でも器が大きくてボリュームがあります。食べてみると、ん・・・・ぬるい(笑)。麺もスープもちょっとぬるいです。それなりに濃いスープなのにぬるいのはちょっと厳しい・・・。麺がちょっとのびている感じもしたので、おそらくは湯切り後しばらく放置された麺が投入されたためかと思われます。

スープは濃いめで最初いい感じで入れたのですが、半分もなくならないうちに単調なごまの味に飽きてきてしまいました。「第4の味」との触れ込みですが、ごまの味しかしない担々麺といった感じでした。麺の量が他店に比べて多いそうで、普段他の店ではもうちょっと食べたいと思うことが多いのですが、このラーメンだと逆に麺を持て余してしまいました。ベースのとんこつもごまの味に消されて感じることができず残念でした。一番人気のメニューは「白味噌」だそうなので、今度はそっちを食べてみたいと思います。

オススメ度(標準は3です)
★☆☆☆☆☆☆☆☆☆(1)
ぬるかったのと麺が多少のびていたのとで、本来の味を正当に評価できませんでしたが、単調なごま味という印象でした。


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