
札幌のラーメン店で「味の時計台」と並んで最も店舗数が多いであろう、「山岡家」の醤油ネギラーメンです。
北海道の方には認識がないかもしれませんが、「山岡家」はいわゆる横浜家系ラーメンの系譜にあるラーメン屋さんです。横浜ラーメンといえば現在「しょうゆトンコツ」のラーメンが代名詞といえますが、そのしょうゆトンコツこそ横浜家系ラーメンなわけです。
横浜家系の元祖は「吉村家」という横浜のラーメン屋さんなのですが、山岡家のラーメンは、そこのコッテリ感、脂感(笑)の影響を色濃く受けているのがわかります。脂の層ができていて、湯気が出てこないのは「すみれ」のラーメンに似ています。トンコツしょうゆというよりは、脂しょうゆといった感じです。一口目からしばらくはとてもおいしいです。ガンガン食が進みます。でも、終盤に差し掛かってくると、だんだん飽きがきます。ちょっと味が単調に感じてしまうんです。このあたりも「吉村家」とよく似ている感じです。「すみれ」の正油(しょうゆ)ラーメンも同じくらいヘビーなのですが、あちらには飽きさせない魅力があるあたり、ちょっと実力差を感じずにはいられません。
麺は横浜家系の店以外ではなかなかお目にかかれない太いストレート麺、これも最初はいいんですが、だんだん重く感じてしまいます。ただ、このヘビーな感じが好きな人にはたまらないんだろうなとは思います。高校の運動部や大学の体育会に属している人なんかが好むのかもしれません。三十路の胃腸も弱ってきた万年運動不足な私にはちょいとキツいです。
ただ、決してまずくはありません、一口目からしばらくは、本当に至福の時間です。また足繁く通うつもりです。
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