左:東洋水産「麺づくり」 右:日清食品「日清麺職人」 ともに税抜170円 醤油同様、麺づくりが一回り大きい
前回、ノンフライ麺頂上決戦として、「
麺づくり」と「
日清麺職人」の醤油味対決を行い、麺の時間変化の小ささとカロリーの低さから、「麺づくり」を勝者と結論付けました。私としては「日清麺職人」の味付けの方が好みだったのですが、さすがに300キロカロリーを切ってこられるとしょうがないですね。
絶対王者日清食品が挑戦者に追いやられている廉価版ノンフライ麺カテゴリで、ノンフライ麺No.1ブランドの東洋水産「麺づくり」にどう対抗しているのか、日清お得意の
とんこつ味で再挑戦です。
左:麺づくり 右:日清麺職人 具の構成もガチンコ!
どちらも税抜
170円で同じなのですが、中の具の構成もほとんど同じです。チャーシュー1枚とゴマ、ネギ、キクラゲ。写真を見ていただければわかりますが、相手を見て作ったかのごとく同じような感じです。具の種類ではなく味で評価してくれと言わんばかりです。
左:麺づくり 右:日清麺職人 同じとんこつでも麺の色が違う
出来上がりを見ると、微妙に違うことがわかります。まず麺ですが、「麺づくり」の麺が多少透明感があるのに対し、「日清麺職人」の麺はいっさいの透明感がありません。「日清麺職人」の麺の方がとんこつラーメンの麺を再現できている感じがします。またスープですが、「麺づくり」に比べて「日清麺職人」の方が油が表面に浮いていることがわかります。
食べてみると、両者の違い、というより優劣がいっそう明らかとなります。まず「麺づくり」の麺ですが、細麺とは言っても食感がまるでとんこつの麺ではなく、他のもっと含水率の高い種類の麺をただ細くしただけに感じます。それに対し「日清麺職人」の麺は、この値段でこんなに本格的で良いの?というくらい見事にとんこつの麺を再現しています。麺の粉っぽさ、コシなどまさにとんこつラーメンの麺です。非常にうまい!「麺づくり」の麺は残念ながらとてもゴムっぽくて何の麺だかよくわからない感じでした。ほぐれも悪いです。
スープについてもかなりの優劣の差があります。「麺づくり」のスープはとんこつ臭がなく、色は白いが何のスープかよくわからないような味がするのですが、「日清麺職人」のスープはとんこつ臭が絶妙で、表面の油が主導する形でこってり感が出ています。東洋水産の味付けはより東日本好みに仕上げてくるため、ひょっとすると「麺づくり」のとんこつ臭のなさはある程度計算されたものなのかもしれませんが、それが逆効果となって何のスープだかよくわからない主張のない味になってしまっているように感じます。「麺職人」のスープは他社の高価格カテゴリのスープと比べても遜色のない主張をしてきます。非常においしいです。
結論:
書くまでもないですが、
とんこつ対決は「日清麺職人」の圧勝ですね。定価170円、スーパーだと100円ちょっとで買える場合のある「日清麺職人」がこのレベルで売られてしまうと、他社はもう味ではどうすることもできないのだと思います。にもかかわらず、「麺職人」が爆発的に売れているなんて話を聞くことはないので、カップ麺って正当に評価されることが少ない商品なのかななんて感じます。それとも私の舌が極端な日清好みなだけなのでしょうかね?
私が毎日のようにカップ麺を食べ始めたのは最近の話なのですが、実は少し前に、今回紹介した「日清麺職人」を偶然食べて、「最近のカップ麺はこんなにおいしいのか!」と感激したことが発端なんです。それからいろいろとカップ麺を食べてわかったのは、この「麺職人」は特別な存在だったということです。そんなおいしいカップ麺ばかりじゃないんですよね(笑)。
多少褒めすぎの感があるのかもしれませんが、「日清麺職人 とんこつ」は安い上においしい本当にオススメのカップ麺です。皆さんに絶対食べて欲しいカップ麺です。
オススメ度
東洋水産「麺づくり 濃厚豚骨」★★☆☆☆☆☆☆☆☆(2)
日清食品「日清麺職人 とんこつ」★★★★★★★☆☆☆(7)
麺づくりはゴムのような麺と主張のないスープでこの評価
日清麺職人は麺もスープも高レベル。この価格としては完璧すぎる味。
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