
札幌ではYOSAKOIソーラン祭りが大々的に開催されています。街が賑わい元気になるのは地元の人間にとって嬉しいことではありますが、年々、祭りというより踊りのコンテストの感が強くなっていて、参加者やその関係者とそれ以外の一般の人との温度差が広がっているように思います。札幌の祭りとしては雪まつりを凌ぐような大きさになっているにもかかわらず、雪まつり以上に「自分とは関係ない」ものとして祭りを捉えている人が多いのではないでしょうか。私の周りでも、関心を持っている少数のアツい人がいる反面、まったく関心を示さない大多数の人という構図が出来上がっています。イベントとしては成功なのでしょうが、もっとみんなが参加できる違った運営の仕方があるようにいつも感じてしまいます。でも、毎年1年かけて祭りのために踊りの練習をする参加者の情熱は本当にすごいし、何かに打ち込む姿はカッコいいですね。
さて今回は、
日清食品の「
日清 行列のできる店のラーメンカップ 札幌 旨脂みそトロスープ」。前回に引き続いて「
行列のできる店のラーメン」シリーズです。札幌で行列のできる店といえば「
すみれ」や「
麺屋彩未」を意識して作られているのでしょうか?お祭り期間中は実際のお店の書き入れ時なんでしょうなぁ。

脂の浮いたいかにも濃厚そうなスープに真黄色の中太縮れ麺で、これはいかにも札幌のラーメンという感じです。具は日清お得意のいつもの乾燥チャーシューとはちょっと色の違う大きなもので、他にメンマとネギが入っています。具はちょっと札幌ラーメンとは違う感じがします。
実際食べてみると、喉の奥を刺激する強烈な味噌味は、良い意味でも悪い意味でも「すみれ」の味噌をうまく再現できていると感じました。ガツンとくる味噌味です。ただしょっぱいだけではない油と相まったこのこってり感をカップ麺で再現してしまうとは、さすが日清です。麺もカップ麺の麺としては札幌ラーメンの重さみたいなものを比較的うまく表現できていると思いますし、スープとの相性もバツグンです。これはうまいです。それと、いつもの乾燥チャーシューより色の薄い大型チャーシューは、肉の味が前面に出ていてスープの味の邪魔をするような味付けではなく、とてもおいしくて食べ応えがありました。いつもの乾燥チャーシューは捨てがたいけど、これはこれで良いですなぁ。
難点としては、少し不自然なとろみがあり(商品名にも「トロスープ」とあるので当然ですが)、これは札幌の人気店では見かけないものでした。とろみでイタズラにこってり感を出さなくとも、味だけで十分こってり感はあると思うので、サラッと飲みやすくして欲しかったですね。食べ終わりの頃になるとこのとろみに起因するくどさが気になってきてしまいます。あとは具なんですが、札幌ラーメンの具としては炒めた「もやし」がとても重要なのですが、これが入っていなかったのはちょっと違う気がしました。私としては正直もやしはそんな好きじゃないのでどうでもいいのですが、行列のできる店のラーメンを再現するという商品の趣旨には反しているのかなと思います。
札幌ラーメンの気分を味わうには最適なカップ麺だと思います。270円でこれほどのものを食べられるのなら非常に満足です。このシリーズは定期的に味が入れ替わり、再び同じ味がリニューアルされてくるのですが、次はどんな札幌ラーメンが出てくるのか、今から楽しみです。
オススメ度
★★★★★★☆☆☆☆(6)
スープの味噌味の強さや麺の重さはまさに札幌ラーメン。でも、チャーシューはおいしかったものの、もやしの入っていない具は再現性が低かった。とろみでこってり感は出す必要がないように感じた。
品名:
日清 行列のできる店のラーメンカップ 札幌
メーカー:日清食品
カロリー:615kcal
麺種類:ノンフライ麺
かやく・スープ:3袋(かやく(乾燥チャーシュー・メンマ)・粉末スープ・液体スープ)
定価:税別270円
取得価格:258円(ジャスコ)
製品URL:
http://www.nissinfoods.co.jp/product/p_1519.html
日清食品HP:
http://www.nissinfoods.co.jp/